大阪経済大学人間科学部「人間関係の理論と実践」社会ライフデザインコースの実習において、“地域防災”をテーマにしたプログラムが終了しました。
本プログラムは、地域活動協議会協力のもと実施した「防災ロゲイニング」※1に参加する体験学習と、事前学習・振り返りワークショップを含む全3回。
学生たちは地域に点在する避難場所や防災に関係する標識、過去に起こった災害跡などをゲーム感覚で実際に見て回りながら、防災意識を高めるとともに、地域が抱える課題や自身の周りでも行われている地域の活動に目を向けるきっかけを提供しました。
参加した学生は、普段見慣れた景色の中に公衆電話や避難場所、それを表す標識が数多く存在することに気づき、94%が今回のプログラムで防災意識が高まったと回答しました。また、振り返りのワークショップでは、若者世代が防災や地域活動に興味を持つきっかけについて考え、若い世代が参加しやすくなる防災活動の情報発信手段のアイデアを発表しました。
※1)防災ロゲイニングとは
各地に設定されたチェックポイントを制限時間内にできるだけ多く回り、獲得したポイントの合計得点を競うスポーツで、チェックポイントに避難場所や過去の災害の記憶を伝える記念碑など防災関連の要素を盛り込んだものです。
概要
【業務委託名称】大阪経済大学人間科学部「人間関係の理論と実践」社会ライフデザインコース実習
【実施場所】講義:大阪経済大学学内 体験実習:大阪市内
【実施期間】2023(令和5)年5月18日(木)~5月25日(木)
協働パートナー
大阪経済大学
磯路地域活動協議会
田中地域活動協議会
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